兄弟たちは王になるため、貴方の命を狙っているかもしれません。
おそるおそる森の中を歩いていると、川のほとりで一人の女性を見つけます。
彼女は今までに見た中で最も美しいエルフでした。
「わたくしはこの森に棲むエルフ。名をラクシァと申します」
うやうやしく下げた黄金色の乱れ髪から滴が落ちる。
「この森はわたくしの庭のようなものです。
身をひそめながら森を出る道をいくつか知っています」
女神のような微笑みに小悪魔が宿る。
「この森にはエルフの隠れ里があります。
…秘密ですよ? わたくしと王様だけの秘密」
老いを知らない美しく淫靡な女体が迫る。
「さあ、いきましょう?
日が暮れるまで時間はありますが、都までの帰路もありますし」
人を助ける強さと優しさを持つ彼女。
人の目はない。妻はまだいない。
ハグもキスもそこから先も、今ならきっと思いのままに。
【ラクシァ】
森で出会った美しいエルフ
年齢はヒトでいうところの成人程度
「やはり、婚姻の申し出はお断りさせていただきます。
…森の出口まではお付き合いいたしますから、ね?」
「エルフは長命の種ですからヒトより子孫を残しにくいのだそうです」
「この子に罪はありませんから」
■C.V.
涼花みなせ 様
■シナリオ
七咲リンドウ 様
■イラスト
ひやしのみらの 様
■制作
スタジオぽんぽこ
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