実母が急死したのだ。
母を溺愛していた父は、あまりの落胆から呆然自失となり
俺と妹の理沙(りさ)を置いて、単身赴任を勝手に決め出ていってしまった。
俺はというと、なかなか再就職が決まらず自宅でくすぶっていた。
「ママの残してくれたお金でゴロゴロ出来て幸せねっ!前はもっとマシだったのに
家に帰ってきてからずっとこんな感じじゃない!」
「実の妹に此処まで言われて悔しくないの!?」
朝から妹の辛辣な言葉が俺に降りかかる。
幼い頃は俺のお嫁さんになると言って、ずっと離れなかった可愛い妹・・・
今でも可愛いのは変わらないが、こんなキツイ事を言うような子では無かったはずだ。
これは・・・変わってしまった妹にわからせる必要があるんじゃぁないか?
俺は兄として男として、変わり果てた妹をわからせる事を決意した!!
退職金代わりに貰った催眠アプリを使って復讐してやる!
アプリは上手く効いたようだ・・・しかし、翌朝・・・・・・・・・・
理沙は何時もと違い、何か様子が変な感じがして・・・・・・・・・・・・あれ?
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