「女手一つで女将業は大変だろう。力にならせてくれんか」
そう言って事あるごとに口説いてくる油木の目的が、旅館と土地、そして自分の肉体であることを見抜いているマミは頑として首を縦に振らず、油木はそんなマミの態度にイラつきを隠せない。
そしてついに、自身の息子であるタロウとフユミの諍いをダシにして、なかば脅迫気味にマミに取引を持ち掛ける。
「娘の人生に傷をつけたくなければ・・・わかってるだろう?」
娘を守るために一夜限りの情事を受け入れたマミだったが、テルオが一度で許すはずもなく、ズルズルと弄ばれる日々。
そして自責の念かられたフユミもまた、母を守るため、タロウに身体を捧げてしまう。
裏表表紙抜き114P。
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